長い長い自粛期間が終わり大会が再開し始めて高崎オープンから活動をスタートしました。

内容はファーストアップにセカンドセットの途中でリタイア…

全く納得のいく結果ではありませんでした。

大会が無い期間に死にものぐるいで耐えたトレーニングと練習、自宅からテニスクラブまで25キロある距離をロードバイクで通い、栄養バランスを考えて徹底した食生活をして完璧なスタートをきったはずなのに、

この結果はかなり心を打ち砕かれて、試合に勝つビジョンなんて全く浮かばずにいました。

それでも辛くても前に進もうと必死で解決策を探しました。


試合当日に唇がヒリヒリしてたのでアレルギー検査をしました。

結果的に牛乳と卵がアウトでした。

朝に卵と牛乳を取るのでこれが試合に響いてると思い摂取をやめ結果的に体調が良くなりました。

ただ、痙攣の不安は無くなっても勝つビジョンが全く見えないまま全日本選手権に挑みました。

結果は2回戦敗退のベスト16でした。

自己ベストの記録ですが、内容は頭で思い描いてる事が実際のプレーでできず、

苦しみ耐えて耐えて耐えて相手では無く自分と戦ってました。

でも、気持ちだけは負けないと決めてたのでなんとか初戦を勝つ事ができました。

全日本選手権を振り返ってみると僕は世界一緊張してしまう人間なので試合慣れしてないのに上手くプレーしようとしてできないのは当たり前だろと思ってます。笑

どんなに不調でも気持ちだけは生きていれば必ずチャンスが生まれる事が学べた大会でした。

ぶっちゃけ今大会の課題なんて無いです。

まずはどんどん大会に出場して試合に慣れて、誰が相手だろうと諦めず全力で勝ちに行くことだけが今の僕にできる事かなと思います。

それで得た経験が必ず僕を勝利へと導くかなと。

全日本が終わってすぐに兵庫県の加古川に移動しました。

会場は相生学院のテニスコートでサーフェスはオムニでした。

ハードからオムニに変わるのはキツイとは思いますが元からオムニは好きではないのであまり関係なかったです。笑 

結果は準優勝でした。

決勝戦までの道のりに、負けてもおかしくない試合がいくつかありました。

特に2回戦の高校生の原崎くんと3回戦の伊東さんとの試合がしんどかったです。

オムニが得意な人とやると自分の好きなストロークの展開が全くできないのでかなり悩まされました。

でもその分メンタルとフィジカルで危ない場面を乗り切り、対戦相手の分析が間に合ったのが救いでした。

決勝戦は調子がかなり良くなりファーストセットをリードしました。

しかしその後、相手の菊池裕太くんがゾーンに入ったような感じがして、なんとか食らいつきましたが、試合の終盤はついていくことができませんでした。

全試合を通して得た課題はテンポアップ、スライス、ドロップショット、ボレーかと思います。ディフェンスからのオフェンスの多様性にボレーで確実にポイントを取りに行く事が必要かなと思います。

これらは練習ではできるので、あとは試合で挑戦するのみ。

かなり長くなりましたがいつも応援してくれてる皆様、いつもありがとうございます。

心が折れそうな時いつも自分を奮い立たせて前に向かう為の原動力になってます。

すぐに結果がでるかわかりませんが必ず結果がでると感じてるので楽しみしていてください。

川上倫平

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